イタドリやオオイタドリは、畔や河川敷など、厳しい環境にも根を張る植物です
強い紫外線や風雨
病原菌など
植物にとって過酷な環境の中でも
力強く生き続けています
オオイタドリには
レスベラトロールをはじめとした
様々なポリフェノール類が含まれていることが知られています

これらは人間のためにつくられたものではありません
植物自身が生存するために獲得してきた知恵です
植物は動くことができません
逃げることもできません
だからこそ、自らを守り、環境に適応し、生き抜く力を何百万年という時間をかけて育んできました
その植物が持つ生命力そのものを大切にしています

実は、わたしたち人間の身体にも
本来同じような力が備わっています
傷ができれば修復し
体温を一定に保ち
身体の状態をととのえようとする
誰かに教わったわけではなく
生まれながらに備わっている力です
しかし現代は、その力を十分に
発揮しづらい環境でもあります
忙しさに追われる毎日
睡眠不足
情報過多
冷暖房によって季節を感じにくい生活
冷たい飲み物、食べ物を多く摂取
いつしか自分の身体の声よりも
目の前のやるべきことを優先するようになってしまいました
本来であれば休むべき時にも頑張り続けてしまう
そんな方も少なくありません

オオイタドリは
ただ強い植物なのではありません
冬には地上部を枯らし
根に力を蓄えます
そして春になると
再び芽吹きます
休むことも、生きるために必要な営みとして受け入れているのです
わたしたちも同じなのかもしれません
誰よりも真面目で
誠実で
生きることに丁寧です
そうしたことを
植物にみせられて、わたしたちも
気づきに変えていくことが
大切なのではないでしょうか
頑張り続けることだけが強さではなく
温まること
ゆるむこと
休むこと
そうした時間があるからこそ
本来備わっている力は発揮されます

フィトスチームは何かを足して
変えるためのものではありません
植物と微生物の恵みを感じながら
わたしたち自身が本来持っている力を
思い出すための時間です
オオイタドリの生命力は
そのことを静かに
教えてくれているように感じます
