なぜ男性の精巣は、身体の外側に露出しているのでしょうか。
それは精子を作り出すために、体温より低い温度に保つ為。
しっかりと身体の仕組みを理解した上で、施術を受けて欲しい
そうしたことを丁寧に案内していただけるサロンで受けて欲しいと思います。
男性と女性では、身体のつくりが異なります。
その違いを知ると、男性がよもぎ蒸しを受けるときに、気をつけること、大切にしたいことも見えてきます。
よもぎ蒸しは、男性も受けることができる施術です。
身体を温めることは、男性にとても大切です。
- 現在、妊活中の男性
- これから妊活を迎える男性
- 将来、子どもを望んでいる男性
この記事では、男性がよもぎ蒸しを受ける前に知っておいていただきたい、身体の仕組みと施術の考え方をお伝えします。

よもぎ蒸しでは、どこに熱が当たるのでしょうか
よもぎ蒸しでは、中央に穴の開いたチェアに座ります。
チェアの下では、ヨモギなどの植物を入れた鍋から、蒸気と熱が立ち上っています。
よもぎ蒸しの大きな特徴は「どこを集中的に温めるか」と言うことです。
粘膜吸収を意図とし、肛門、陰部などを温めます。
女性で言う膣付近、そして子宮を温めるということです。
では男性となるとどうなるのでしょうか。
男性が座ると、穴のすぐ近くに陰嚢と精巣が位置します。
ただ全身が温まるだけではありません。
男性の場合は、精巣の周辺へ、下から直接、蒸気と熱が届き続けます。
ここが、女性が受ける場合との大きな違いです。

では、なぜ精巣は、身体の外にあるのでしょうか
精巣は、精子をつくるための器官です。
人の身体の中は、およそ37℃前後に保たれています。
しかし、精巣はそれよりも低い温度に保たれる必要があるためです。
そのため、精巣は身体の外側にある陰嚢の中にあります。
暑いときには陰嚢がゆるみ、熱を逃がします。
寒いときには陰嚢が縮み、冷えすぎないようにします。
つまり、精巣が身体の外にあるのは、
精巣は、熱の影響を受けやすい場所です
体外に露出している精巣は体温よりも低い温度となるようになっています。
精子は、一日や二日ですぐにつくられるものではありません。
体温よりも低い温度の精巣の中で、時間をかけてつくられます。
その間に精巣が高い温度にさらされ続けると、精子の数や動きなどに影響する可能性があります。
特に考えておきたいのは、以下の三つです。
- 高い温度
- 長い時間
- 繰り返し温めること
ただし、よもぎ蒸しを一度受けたからといって、必ず何かが起こるわけではありません。
また、よもぎ蒸しによって必ず不妊になると断定するものでもありません。
現在、男性のよもぎ蒸しと不妊との関係を直接示す、十分な研究があるわけでもありません。
具体的な事故が多く起きているということでもありません。
大切なのは、「精巣は熱の影響を受けやすい」という身体の仕組みを知っておくことです。

もちろん男性も、よもぎ蒸しを受けることができます
身体を温めることは、男性にとても大切です。
男性にも、手足や下半身の冷えを感じる方、身体をゆるめたい方、心地よく汗をかきたい方はいらっしゃいます。
一方で、一般的に男性は女性よりも筋肉量が多く、身体の中で熱をつくりやすいため、施術中に暑さを感じやすい傾向があります。
もちろん、冷えの感じ方や体温には個人差があります。
大切なのは、男性だから一律に施術を行わないことでも、女性とまったく同じ方法で施術することでもありません。
その方の身体の状態や目的を確認し、温度、時間、座り方などを調整することです。
そして、この二つは分けて考える必要があります。
- 入浴やサウナなどで身体全体を心地よく温めること
- 精巣の真下から蒸気と熱を直接当て続けることへの注意
入浴やサウナは全身を温めていきます。
ですが、よもぎ蒸しは直接的に下腹部、陰部を高温で温めます。
それは、女性の膣、肛門、そして下腹部における子宮を温めていく施術です。
男性のデリケートゾーンを温め続ける前提ではないということです。
ただし、男性への施術そのものが問題なのではありません。
男性特有の身体の仕組みを理解し、施術の方法や、時期や目的に合わせて行うことが大切です。
粘膜吸収が特に大切なよもぎ蒸し
それは女性に合わせた施術と言えるものです

妊活中の男性のよもぎ蒸しは、どう考えればよいのでしょうか
精子は、妊活を始めたその日から突然つくられるものではありません。
それ以前から、時間をかけてつくられています。
そのため、「妊活を始めてから気をつければよい」「今は妊活中ではないから関係ない」とは、単純にはいえません。
現在妊活中の男性はもちろん、これから妊活を始める男性。
結婚や妊娠を考える年代の男性。
将来、子どもを望んでいる男性。
そうした方も、精巣を繰り返し温めることについて、知っておく必要があります。
だからこそ、丁寧にカウンセリングしていただけるよもぎ蒸しサロンで施術をお願いしたいと思います。
こうしたことを知らずにサロン運営されているところがありますので、一般の方は特に気をつけていただきたいと思います。
フィトスチームでは、妊活期の男性への施術を行っておりません
フィトスチームでは、男性への施術は、妊娠を望む大切な時期については、より慎重に考えています。
そのため、次に該当する男性への施術は行っておりません。
- 現在、妊活中の方
- 不妊治療中の方
- これから妊活を始める方
- 近く妊娠を希望している方
- 妊娠を希望するパートナーがいる方
よもぎ蒸しによって、必ず不妊になると考えているからではありません。
妊娠を望む大切な時期に、精巣の真下から蒸気と熱を直接当て続ける必要はないと考えているためです。
直接的なエビデンスや事故がないから問題ない、と断定するのではなく、男性の身体の仕組みを踏まえて慎重に判断しています。
それが、フィトスチームとしての考え方です。

今は妊活中ではない男性にも
知っておいていただきたいのは、現在妊活中の男性だけではありません。
今は結婚や妊娠を考えていなくても、将来、子どもを望む可能性があります。
そのため、以下のような方にも知っていただきたいと考えています。
- これから妊活期を迎える男性
- 結婚や妊娠を考える年代の男性
- 将来、子どもを望んでいる男性
よもぎ蒸しを繰り返し受ける前に、精巣と熱の関係を知っていただきたいと思います。
一度受けたことで、必要以上に不安になる必要はありません。
ただ、精巣へ蒸気と熱が直接当たり続ける施術を、知らないまま習慣にしないことが大切です。

男性への施術にも、丁寧な確認と説明が大切です
フィトスチーム導入サロンも、男性のお客様へ施術を提供しているサロンがあります。
男性への施術を行うこと自体に問題があるわけではありません。
ただし、男性と女性では身体のつくりが異なるため、男性へ施術する際には、施術での座り方や女性とは異なる確認や温度調整が必要です。
- 現在、妊活中ではないか
- 不妊治療中ではないか
- 近く妊娠を希望していないか
- 施術中に陰嚢周辺へ強い熱さを感じていないか
- 男性の施術の受け方を教えてもらえるか
よもぎ蒸しは、座って蒸気を浴びる、比較的シンプルな施術に見えます。
しかし、シンプルに見えるからこそ、身体の仕組みや、施術を受ける時期についての知識が必要です。
よもぎ蒸しが広く知られるようになり、受けられる場所も増えてきました。
多くの方によもぎ蒸しを知っていただけること自体は、私たちにとっても喜ばしいことです。
一方で、身体の仕組みや注意事項について、十分な説明がないまま施術が提供されることもあるのではないかと、私たちは危惧しています。
男性がよもぎ蒸しを受ける際には、男性の身体について理解し、施術前の確認や温度調整について丁寧に説明してくれるサロンを選ぶことをおすすめします。
男性への施術を受け付けているかどうかだけではなく、どのような考え方で、どのような配慮をしているかまで確認することが大切です。

正しい知識で、正しい施術を
男性がよもぎ蒸しを受けること自体を、否定するものではありません。
ただし、この二つは知っておく必要があります。
男性の身体には、積極的に温めない方がよい場所があります。
そして、よもぎ蒸しを避けた方がよい時期があります。
フィトスチームでは、こうした身体の仕組みや施術の注意事項を、フィトスチームセラピストへ継続してお伝えしています。
導入して終わりではありません。
正しい知識で、正しい施術を。
それが、フィトスチームが大切にしていることです。

