桑の葉は、古くから人々の暮らしに寄り添ってきた植物です
その昔はどこの家でも蚕を育てていた時代がありました
蚕を育てていたことを懐かしく思います
養蚕では蚕が食べる唯一の植物として日本の絹文化を支え
私たち人間も、桑茶として飲み、食材として親しんできました
健康維持や便通、新陳代謝、糖質が気になる方や抗酸化、抗炎症など
古くから様々な目的で利用され
現在も多くの研究が続けられている植物です

そんな桑を自社農園で育てていると
同じ木なのに葉の形が違うことに気付きます
丸い葉もあれば深く切れ込んだ葉もある
栽培しているからこそ植物への疑問が生まれます
実はこれは「異形葉性(いけいようせい)」と呼ばれる植物の性質だそうです
なぜ形が変わるのか?
光、風、成長段階
植物学では様々な説がありますが、その仕組みはいまも完全には解明されていません
しかし植物は環境に応答しながら自らの姿を変えています
葉の形は変わっても桑は桑
変わっているのは姿であって
植物そのものではありません
もちろん、マグワやヤマグワなど品種によっても形状は異なります

今年の猛暑も長雨、乾燥も、風も植物はその環境に応答しながら
その時々の最適な姿を育んでいます
私たち人間も日々変化する環境の中で生きています
時代は変わる
仕事も変わる
価値観も変わる
だからこそ環境に合わせて、変わることはとても大切です
ただ流されることと環境に応答することは違います
生活習慣
働き方
考え方
変えていくものもある
でも変えてはいけないものもある
自分の軸まで変えてしまう必要はありません

桑は環境に合わせて葉の形を変えます
それでも桑であることは決して変わりません
私たちもまた環境に応答しながら、自分の軸を大切に生きていきたいものです
桑の葉はそんな静かで力強い知恵を教えてくれているように思います

フィトスチームでは鮮やかな緑をつくる植物として
桑の葉
月桃葉
モリンガ
この三種類をブレンドしています
ぜひ全国のフィトスチーム取扱サロンで
植物が織りなす色彩や香りもお楽しみください

