フィトスチームではチェアの素材は尾鷲ヒノキのFSC認証材を使用し、Calming Treeには尾鷲ヒノキ、吉野ヒノキを使用しています。

ヒノキはヒノキ科ヒノキ属の針葉樹で、世界でも日本と台湾にしか分布しない樹種です。
ヒノキの香りは日本人なら誰しもがご存知のはず。檜（ヒノキ）＝サイプレスは精油としてもとても良い香りですよね。ヒノキオールやα-ピネンなどさまざまな成分が含まれています。

国産檜といっても、産地によって、気候風土や土壌、環境などさまざまな要因で違ったものへと成長します。三重県尾鷲市は雨量が日本で一番多いことでも有名です。また海に面した勾配のある山林などからも他の地域とはまた違ったヒノキへと成長します。日本で初めてFSC認証を取得したのも尾鷲ヒノキです。

奈良の77％は森林が占めており、十分な雨量と、年間の平均気温14度、冬季の積雪30cm以下という、材木の生育に最適な自然環境を備えています。吉野桧は建築材として昔から使われてきました。

同じヒノキですがこうした環境の違いで別の特徴を持つようになります。人と同じかもしれません。環境や考え方、生き方で全く違った人へと成長しますよね。非常に面白いですね。今後、詳しくご紹介していきます。