オオイタドリは「大痛取」とも
2023.09.21 Thu
オオイタドリという植物は「大痛取」とも呼ばれます。
北海道及び本州中部以北に生える大型の多年草です。
北海道のアイヌ民族を始め、日本では伝承的に健康保持機能が強く期待される野草として長く生活に根付いてきました。
若芽は東北地方では油炒め、和え物、サラダなど料理に用いられています。
根茎は「虎杖根」という漢方として使用されています。
漢字だと「大痛取」と記載したりします。
最近は関節痛などの痛みの緩和などのサプリメントも流行っていますよね。
なぜ昔から食されているかというと、美味しいからということもそうですが、身体に良い、さまざまな作用があるということでしょうか。
日本書紀、枕草子などの諸説にもすでにイタドリの植物から命名された話など文献が上がっている歴史が古い植物です。
本草綱目にも記載されています。
乾燥させた根は虎杖(コジョウ)または虎杖根(コジョウコン)という名前で、生薬に利用され、利尿効果があることから膀胱炎、膀胱結石、月経不順、閉経などの治療にも用いられるのだそうです。
イタドリの新芽に含まれる酸味には、肝臓の働きを助けて体をデトックスし、利尿作用によって排出を促します。
さまざまな力が宿ったオオイタドリまだまだお伝えしたいことも。
フィトスチームの04_Balancing Brownにはオオイタドリ、松葉、ドクダミをブレンド。
独特の爽やかな香りが鼻腔を駆け抜けます。
ぜひ、ご体感ください。
Tag :