汗には種類があります🌿
温活でかく汗はなぜサラサラなのでしょうか。
どういった状況や環境でかく汗なのかでまったく別の汗が排出されます。

まずは汗をかいていますか？
真夏でも汗をかかない、かきづらいと思う方は身体の巡りがすこしにぶくなっているのかもしれません。

まず汗は一体なんなのでしょうか。

簡単にいうと汗はもともとは血液です。
そして身体の冷却機能をになっているということになります。
汗は血液が血球などさまざまなものが濾過されて、汗として出てきます。

機能として身体の体温を冷却するために汗にして熱を放出していることになります。
だから、夏の暑い時は汗をかくということですね。

また身体のアポクリン腺とエクリン腺からは別の汗がでます。
出所がちがうので、透明に見える汗でも成分が異なります。

温活やフィトスチームなどで出る汗はエクリン腺から出る汗です。
フィトスチームを受けた後にシャワーも浴びず、汗を拭いて出るだけですが、さっぱりしています。
それは汗の成分が全く違うからです。

エクリン腺の成分は99%が水分。
その他には塩分やごく微量の成分や乳酸などが含まれており、ほぼ無臭で弱酸性です。

アポクリン腺の汗は白く濁っていて、臭いの元になる脂質やタンパク質などをふくみ、フェロモンの役割を担っています。
アンモニア尿素、脂質が皮脂腺から出る脂肪酸と交わり、皮膚の細菌で分解すると特有のにおいが発生して臭います。ベタっとしているのもその成分のおかげですね。
汗が臭ったりするのも、そういうことになります。

また出所以外にも汗のかき方も種類があります。
大きく分類すると以下です。
・温熱性発汗
・精神性発汗
・味覚性発汗
などさまざまです。

どんな状況で、身体と心がどのような状態で汗をかくのかでまったく違った影響があります。
その他にも汗にはさまざまな機能が備わっています。

単純に汗をかいたら良いというわけではありません。
正しい形で良い汗をかくことで、巡りの良い身体になり、心も穏やかにゆるむという流れになります。
汗についてはまだまだたくさんのことがありますが、たくさんは記載できないので、また別の投稿で。

そしてなによりも、温めて汗のかきやすい身体にするということは、汗活はもとより、妊活、腸活につながるということになります
これから秋、冬と身体が冷える時期に差し掛かります。
日々の身体を冷やさないように心がけるようにしてください。

フィトスチームでは身体を温める「温活」はもとより、日々の習慣として「冷やさない」ことを徹底してほしいということです。
温活は更に温めることですが、「冷やさない」こととして、冷たい飲み物や食べ物、薄着などを控え、冷えないように常に心がけることのほうが大切かもしれません。
汗をかきやすく、身体が温まっている状態を保つことが大切と考えます。