ドクダミは「10種の薬の能あり」
2023.10.23 Mon
ドクダミは優れた力が多く、江戸時代の本草学者も「10種の薬の能あり」と書物に記載されているほど🌿
江戸時代の本草学者、貝原益軒の日本国内で自生する薬草類について記載された研究書「大和本草」には、ドクダミは「10種の薬の能あり」とも記載されています。
ドクダミが十薬と言われるゆえんですね。
また、くさい独特の匂いは「はなはだ臭いあし(悪し)」とも書かれています。
ドクダミの葉にはデカノイルアセトアルデヒドやクエルシトリンという成分が含まれています。
緩下作用、利尿作用、解毒作用、抗菌作用などがあります。
薬効が本当に多いことで知られています。
あの匂いは生葉のデカノイルアセトアルデヒドによるもの。
不思議なもので乾燥させるとその匂いがなくなり、なんとも言えない爽やかな香りに。
血液循環を良くし、新陳代謝を活発にするので、皮膚のターンオーバーなどの働きを良くすることが考えられます。
ドクダミの成分が相互作用して、肌の若返りと美肌に役に立つともいわれます。
また作用は穏やかで即効性があったり、副作用、禁忌などもありません。
副作用もなく、昔からその力を感じてきた人々が使い続けるには訳がありますね。
でも、駐車場や路地にひっそりと咲き、時には嫌われることも。
植物は自分を守るため、延々と次へ繋げるためにその力を発揮しています。
その力を人は借りているだけなんです。
感謝したいですね。
phyto steamの“04_Balancing Brown”(バランシング ブラウン)はドクダミ、松葉、オオイタドリをブレンドしています。
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