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phyto steam | フィトスチーム 植物スチームセラピー

冷えると酵素が働いてくれない 2023.10.31 Tue
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酵素とよく聞きますが、冷えとどう関係があるのでしょうか。

酵素にも適切な温度があります。
ようするに冷えると酵素が働かなくなるということです。

では酵素はどういうものなのでしょうか。
主にタンパク質で構成されています。
そして、人間や植物を含む生き物の消化や吸収、代謝などを促進するものとなります。
要するに酵素が働いてくれるからこそ、わたしたちは生きていけるということになります。
代謝酵素や消化酵素、食物酵素などがあり、さまざまな役割で酵素が働いてくれています。
そして「酵素」と一言でいいますが、種類は3000〜5000種類以上と言われています。

酵素にも働きやすい環境があります。

その一つが「温度」

酵素も環境一つで、生き生きとしてくれます。
今の私たちと同じかもしれませんね。

フィトスチーム

では酵素はどれくらいの温度で”生き生き”してくれるのでしょうか。
もちろん、何千種類もあるので、それぞれ異なってきます。
おおよそは35〜40℃ほどと言われています。
ただし、35℃と温度が下がれば下がるほど働きにくくなり、40度ほどだと最も働くと言われています。

体温に当てはめてみると、そうかもしれません。
発熱しているほどの体温がもっとも体内では活発に酵素が働いてくれているということでしょうか。

そもそも人間の体温はなぜ37℃前後なのでしょうか。
それは酵素が働くには最適な温度だからということになるかもしれません。
だからこそ、酵素が最も働きやすい37℃くらいを目標に冷やさないことが必要です。

サウナやフィトスチームでたまに温める、、、それではあまり意味がありません。

『日々、冷やさないこと』

ようするに酵素が毎日生き生きと働いてくれるようにしてあげるということです。
だからこそ、”温める”ことも肝心ですが、”冷やさない”ことも大切ということになります。

フィトスチーム

ちなみに、食物酵素のお話になりますが、酵素は温度が高すぎるのもよくありません。
60℃ほど高くすると死滅してしまいます。

動物は食物を加熱せず、そのまま食べます。
人間だけですね。
加熱して食べ物を食べるのは。

例えば、母乳です。

実験でもデータが出ているそうですが、加熱殺菌している市販のミルクとお母さんの母乳。
どちらで育った子供の健康状態が良いか。
どちらが酵素が生き生きとしていているのか?
自ずとわかりますよね。
適切な温度が重要ということになります。

話は元に戻りますが、身体が冷えていると酵素が働いてくれません。
働いてくれないと、代謝、消化などさまざまな機能に不調をきたすということになります。

『日々、冷えないように温める』

今回はむずかしい酵素のお話でしたが簡単なことです。

冷えないようにいつも心がけてください。

それだけです

まだまだ酵素のお話は尽きないのですが、今回はここまで。
今から、冷えているなと感じるところがあったら温めてください。
あなたの身体の中の大切な酵素さんたちが喜ぶと思います